ただ、先ほど杠局長の説明をちょっと聞いておりましたときにも、二回ほど延期をしたと言われましたが、その延期をしたという性格と事情を十分把握はいたしませんでしたけれども、おそらく役所には役所としての一つの仕事のけじめというものもあり、その際、まあできるだけの考慮はしたのではないか、そしてなおかつそういう処置をしなければならなかったのではないかと思いますけれども、具体的にこまかい事情を私ははっきり承知いたしておりませんので
近藤鶴代
○加藤シヅエ君 近藤長官は全般的に将来についていろいろお考えになっていらっしゃる御所信をただいまお述べになりましたけれども、具体的にどうというところにはまだ研究の結論が出ていない、こういう御答弁でございましたが、ここに一つの例がございますが、先ほど政務次官も杠局長も今後大いに国内の技術の奨励をするという観点からいろいろおっしゃっていらっしゃるのですけれども、そこの一つの隘路は、日本の特許出願の問題にも
加藤シヅエ
○加藤シヅエ君 今、杠局長の御答弁によりますと、日本が戦争というようなところを経過したために、技術において、いわゆる先進国から十五年ぐらいおくれているということをおっしゃたわけでございますが、そういたしますと、池田さんが所得倍増ということを非常におっしゃって、日本がこの短い期間において急速に重工業国として成長をした。
加藤シヅエ
先般もこの問題に若干触れましたときに、杠局長はこう言っている。
岡良一
ところが、杠局長は、 これは要らない、原子炉がなくてもよろしいのだという見解を発表されたというふうに、私、ある人から漏れ聞いたわけであります。しかし、原研の菊地理事長は個人的には、原子炉というものは当然置くのだという見解を持っておったと思うのです。個人的にもそういうふうな話をしたように記憶があるのです。この点は一体どうなっておるのですか。
石川次夫
○参考人(菊池正士君) 原子力研究所の一般的な状況につきましては、ただいま杠局長からかなり詳細にわたりまして説明がございましたので、重複のないようにしたいと存じますので、その点は省かせていただきます。
今要点々々を申しますと、現在三十六年度末における人員が千三百三十七名、そのうちの約九十名が東京におりまして、あとの千二百四十五名が東海研究所におります。
菊池正士
杠局長にちょっとお尋ねしたいのですが、彼の言うことには、原子力研究所の最高技術者から聞いたところによると、米軍の演習による原子力研究所の危険はないのだ、こういうことを言うておると言っておりました。そういうことはまことに危険な意見でありまして、これが是正は、あなた方から原子力研究所の方に言っておかなければならぬと思うが、あなた方自体もそういうふうに考えているかどうか、その点を承りたい。
西村力弥
○岡委員 そこで、次にお尋ねいたしたいことは、今の杠局長の御答弁でございますが、アメリカの例を引かれまして、アメリカには警告数字というようなものがある、それはいわゆる許容量の十分の一のさらに三分の一である。そういたしますると、許容量の十分の一は、一リットルの水について二百二十万カウントといわれておる。
岡良一
最初杠局長は二十基やったという。それは今やったんで、その当時は十基だ、こういう工合に答弁を直しておるのですが、十基というのは、一体どことどこをやった。それを責任あるものに依頼して、あるいは責任ある原研の当事者がじかに向こうに行って調査した。それの報告書はこれだ、こういうところがあるかないかと、私はお聞きするのです。私の調査では、当時はAMFは原子炉を二基しかまだ経験がなかった。
西村力弥